24時間つながる事のできる、超迅速主義のアクティブ弁護士 / 齋藤 健博 弁護士


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超迅速主義。依頼者からひっきりなしに電話が舞い込む虎ノ門法律経済事務所池袋支店に所属する齋藤健博先生にお話を聞いた。

もともとは研究職志望

– 学生時代について教えて頂けますか?

はい。私はもともと法学部ではなく、大学はSFC(慶應義塾大学総合政策学部)に通っていました。
そこにいる学生たちは、自身で課題を見つけ出し、自身で問題解決をしていくことを良しとする風潮がありました。
本当に優秀な学生が多くて。中には大学生のころからベンチャー企業を立ち上げたりする人もいました。社会企業家、チェンジメーカーって言いますかね。
ニートになる人をどう救うか?という課題を見出したら、それを社会貢献という枠だけではなく、ビジネスに結びつけていく動きをしていたんです。まさにWINWINみたいな。
先生からアドバイスなど特にある訳でなく、彼らは、自身で課題設定して動いていました。もちろん失敗もするんですけど、それでも前に進んでいくんですよね。
自分にはそういう能力を持ち合わせていないことを知っていたんですね。自分が何をすべきか、何をしたいのかも分からず、ボンヤリ学生時代を過ごしていました。
学校にいけば先程も申し上げた優秀な友人たち、素敵なひとがいっぱいいて。ある種、劣等感みたいなものを持ちながら、自分もそういう友人たちのようになれるかわからないけれど、漠然と、友人の役に立てたらいいなと思うようになりました。
弁護士資格があれば友人たちの役に立てるんではないか?と思うようになったんですね。 
ゼミでは、阿川尚之先生のところでたまたまアメリカ合衆国憲法をやっていたのも、何かの縁かもしれませんね。阿川先生も、ものすごい人でした。今でも畏れ多い人です。

– それで、総合政策学部を一旦卒業して、慶應義塾大学法学部法律学科に学士入学するんですね?

ええ。やるなら徹底的に。一からやり直すのです。

– 学士入学ということは、三田からですか?

はい。そうなんですが、学士入学というのは、言ってみれば法学部の学生が4年間掛けて勉強するところを2年間で取得するというものなんです。
なので日吉にも通い、法学部生として必要な単位を、高校卒業したての若い人たちと一緒になって授業を受けていました。
それこそすでに社会でバリバリやっている友人とかに嫌じゃないの?みたいなことを言われたんですが、全く気にならず。むしろ楽しく感じてやっていました。
三田に法学研究所というのがあって、それこそ、1年生の頃から法曹界を具体的に目指し、一生懸命勉強している若い人達の中に、混ぜてもらって、一生懸命勉強しましたね。
「あとから来たのに追い越され」、水戸黄門の曲みたいな感じです。しかし心地よかったんですよね。

それで、なんとか一回で合格できて、司法修習を仙台で受けていました。でも、なんだか、どうしても弁護士になるというイメージが付かなくて、というか、法律の勉強をしている時がとても楽しくて、大学に戻って研究してみたかったんですね。司法修習の教官にも大学に戻りますというようなことを言いました。教官も「そうは言っても、明日から食べれないだろ?登録だけでもしたらどうか?」と心配をしてくれて。
登録するには法律事務所が必要なのでどうしようかと考えていました。しかし、就職活動するわけでもなく。
みかねた大学の先輩の支店長が誘ってくださって。籍だけ置かせてくださいってお願いして、了承をいただきました。。。本当に感謝しています。

– なぜ研究者なんでしょうか?

法学部に学士入学して法律の勉強に没頭して、それが本当に楽しかったんですね。自分の世界に没頭して、極め修めたかったという気持ちがあったように思います。

– 商法の考え方がどうなっているか?とか契約法が生まれた背景はどうなっているか?そういうことですか?

たとえば、民法は、ナポレオンが国を統治するためにその考え方を広めていったり、古代ローマ法なんてのも、いまの日本民法のルーツを知るのに面白いですよ。売買契約と賃貸借契約から派生させて物事を考えていたり。
いまや一大メジャーの雇用契約は、時間の賃貸借なんて理解されていましたね。
ほかにも、日本は、ドイツ人のがっちりした考え方を取り入れるなどしてきましたが、先人たちが、どういう風に思考を広げたのか。
どこに問題があったから、今この社会でこういう問題が起きています、みたいなことに興味がありました。オタクなのかも。

悩みを抱える相談者にいつでも、極力応える

齋藤 健博 弁護士

– 注力分野について教えて頂けますか?

正直申し上げて、やってくださいと言われた事件を断らずにお受けしています。しいて言うなら、離婚・男女問題の分野です。男性からの相談も少なからずありますが、女性からの相談が何故か多いです。
でも、そんなの切り口にすぎませんかね。というのは昨日は、このあと賃貸借契約書のチェック、離婚調停の打ち合わせ、婚姻関係の不当破棄訴状の読み合わせ、共有物分割調停の打ち合わせ、裁判所の電話会議、そのあと相談2件・・。
意外かもしれませんが、脅迫対応というのも非常に多いです。
と申しますのは、私は、LINEで24時間いつでも相談してくださいという風にやっていることもあって、LINEでご相談のご連絡下さる方が非常に多いんですね。

昨日も今日もこの事務所に泊まって、朝サウナ行って、朝9:30から(依頼者の方の出勤前の時間ですが)こちらでご相談をお受けして、今こうしてインタビューをお受けして、この後13時からは不動産の契約書のチェックして、16時から埼玉の越谷で出張相談、戻って19時からは不倫慰謝料の相談、そのあと名古屋に移動、という形で、立て続けに仕事があるのは、LINEや直通電話を公開し、困ったことがあったらすぐに電話ください!LINEください!という形でだからかもしれません。実は、『明日大丈夫ですか?』、というような相談が非常に多いんです。
そういう風にやっていますと、この分野注力するというのはやっぱりできないんです。今これに困っているという相談者の方の問題解決に直ぐに対応しなければならない。
困っているけどどこに相談したらいいか分からないという方からの相談はいっぱい来ています。深夜でもお話をお聞きしますし、そうしている間にまた電話が掛かってきて。。。(確かにひっきりなしに齋藤弁護士の電話は鳴っていた)
ということで、これが好きだからやる、嫌いだからやらない、という風には言っていられないんですよね。

– ということは先生に頼ってくる相談には全て応える、ということですか?

もちろん、弁護士が介入する問題でないものは、そうお答えしたりします。なんというべきか、人に話すことで解決しようとする姿勢というか。それだけで、ものすごいエネルギーですよね。
他人に話すことで問題を解決しようとしている。まずはそこです。弁護士が解決するような事案でない場合には、まずはこういうところに相談されたらどうですか?というようなこともしたりします。
そもそも、すぐ訴訟!とかでなく、まずは話し合って、その記録をきちんととって、証拠に残してくださいとか、やりとりを残した上で考えましょう、今は未だ焦りすぎです。というようなアドバイスもさせてもらっています。
これからやり取りをきちんと記録した上で慎重に進めていきましょう。今後は必ず言った言わないではなく、メールで残してくださいとか。自分としては何気なく回答したつもりのものであっても、本当に感謝していただくことがあるんですよね。
「本当にありがとうございました。相談して救われました」というような。
そこは新たな発見だったところがあって。他人に話すことで救われるという感覚は自分はよく分からなかったんです。僕は実は一人が好きなので。しかし、それを言って下さる相談者の方は多いんですよね。

(そうこう言っているうちにも、電話がひっきりなしに鳴るので)