メーカー、IT企業などの専門的・国際的法務ニーズに応える / 知財・国際争訟専門家集団 弁護士法人イノベンティア 代表 飯島歩弁護士


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今後の展開について

飯島 歩 弁護士

– 今後について教えて頂けますか。

小さくても、最高水準の専門性というのがイノベンティアの基本コンセプトです。闇雲に人を増やすことはしませんが、常に、より良いサービスを機動的に提供できる体制を模索していきたいと思います。

– プロフェッショナル集団ですね。

はい。あと、実はホームページでも触れているのですが、私も子育てや家事を半々でやってきて、いわゆるイクメンの走りみたいな感じだったわけです。それで、仕事に集中できる時間は制約されたけど、子育てに参加したことで人生も豊かになって、他方、時間が限られることでかえって生産性も上げられた。そういう経験を経て思うのは、いろんな制約を互いに理解し、皆で協同して乗り越えていけるような事務所にすれば、それが強い事務所を作る、ということなんです。

– 女性弁護士が多いですね。

当事務所にいる3名の女性弁護士は全員子育て中のママなんです。企業法務をやっている法律事務所だと、子育てか仕事か、と二者択一になることも多くて、事務所を辞めてしまうこともある。でも、それって勿体無いですよね。せっかく力があるのだから、子育て結構、是非当事務所へ来て下さい、と。9時-5時でも1日2時間しか働けなくても、在宅でも良いです。その代わり業務に当てられる時間は最大限の密度でやって、ハイクオリティな仕事を目指してもらう。その気持ちが大事なんです。

– それも経営理念にしてゆくと。

どこまで理念通りにやれるか、公平なシステムが作っていけるか、まだ未知数ですが、そういうコンセプトを大切にしたいと考えています。

– 対クライアントについてはいかがですか。

ベースとして、知財は当事務所のコアな業務なので、この分野で最高水準のサービスを提供する事務所であり続けたいと考えています。もちろん、対応できる業務分野は拡大していきます。また、サービスの提供のあり方として、従来の法律事務所とは違った形でのサービスを提供していきたいと考えています。今具体的にご案内を始めて、ご好評頂いているのが、「契約書のレビューのアウトソーシングサービス」なんです。

– 通常の契約書のレビューと違うのですか。

契約書のチェックというと、まず法務部の人がやって、手に負えない、あるいはリスクの高い契約書だけ法律事務所にレビューを依頼する、というのが普通ですが、熟練の弁護士なら30分で読める契約書を、法務部の方が、時には半日も1日も掛けているケースだってある。リスクが網羅できているとも限らない。そこで、そういう部分を我々がお引き受けしましょう、と。リスクの有無の一次スクリーニングを法律事務所がやって、リスクがある契約書については、法務部内、会社内でしっかりと検討し、対策して下さい、というコンセプトです。

– ありそうでない考え方ですね。

こういうサービスは、なるべく企業の業務フローに埋め込める形にしないと利便性が出ないので、専用のメールアドレスを割り当てて、発注を簡単にしたり、いちいち見積もりを取らなくても良い料金体系や、利用ごとに利用量が分かる仕組みを考えたり、あるいは、社内の業務フローに埋め込める書式を利用したりしています。それぞれ単体では何のことはない工夫ですが、組み合わせていくと、我ながら、結構便利なサービスになるわけです。こういう仕組みを工夫して考えていくのが好きなんですよ。

リフレッシュについて

飯島 歩 弁護士

– お忙しいとは思うのですが、リフレッシュはどのようにされているのですか。

音楽活動は趣味として引き続きやっています。年に数回東京や大阪で、昔の仲間と集まってライブ活動をやっています。プロになった仲間もいて、そういった人たちとも東京と大阪でライブをやったりしているのですが、すごく楽しいですね。

– 写真も好きですよね。

独立を決めてからあまりできていないですが、モノクロの写真を昔ながらのフィルムで撮影するのが長年の趣味です。物心ついた頃、写真屋だった母方の実家で祖母と一緒に暗室に入るのが楽しかったんです。昔は当たり前だったんですが、現像もプリントも、薬品を調合し、温度調整しながら自分でします。

飯島 歩 弁護士

– このデジタルの時代に、趣味とはいえ、大変じゃないんですか。

フィルム現像というのは、決められた手順をタイマーで計りながら秒単位の精度で機械的に進めていく作業です。私の場合、休日の朝などに、2つのタンクで1日に合計8本のフィルムを現像するんですが、それでトータル約2時間の作業。これの何が良いかと言うと、無心になれるんです。厳格に温度管理しながら、正確なタイミングで薬液の注入や撹拌、排水を連続的に行うので、その間作業に集中し、一切他のこと考えない。電話も出ないし、来客にも応じない。すごくメンタルに良いと思います。

– アウトドアはいかがですか。

私の好きな写真は、街のスナップなので、結構歩きます。露出計もないような古いマニュアルカメラを使うので、感覚で光を把握し、とっさにシャッタースピード、絞り、ピントを合わせながら撮影するのですが、これって体も脳もフル回転です。それから、これまた最近サボってますが、自転車も好きですね。片道20キロの通勤をロードバイクで走ります。金曜日に大阪から金沢に出張した時に、自転車を持っていき、翌日1日かけて帰ってきたこともありました。自動車の多い国道を避けて遠回りしたこともあって、早朝から深夜までかけて300キロ近く走りました。