夫婦カウンセラー資格も取得し、円満な離婚を実現 / 中間 隼人 弁護士

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横浜を代表する人気エリアである「みなとみらい」、JR・市営地下鉄の桜木町駅から至近にある、なかま法律事務所の代表、中間 隼人 先生にお話を伺った。

独立志向は、脱サラ開業した父親の影響

– 子どもの頃は、どういったお子さんでしたか。

本をよく読んでいましたね。父親は、本なら何でも買ってくれる人だったんです。漫画も含めて買ってくれました。だから、どんな本でも読んでいましたね。

でも、運動も好きでした。小学校と中学校はサッカーをやって、高校はテニスだったんですが、もちろん将来スポーツで食べていこうとか、そういうわけでもなかったんです。

– 子どもの頃から、弁護士になろうと考えていたわけですか。

そうではなかったのですが、資格を取って働きたいとは、かなり早い時期から考えていました。

中学生の頃に、父が脱サラをして飲食店を始めたんですね。父は、会社を辞めた後のほうが生き生きとして楽しそうだったので(笑) それで、サラリーマンとして就職するという将来に対して、かなり消極的だったと思います。

自分の中でも、他人から指示されたことを聞きながら働くのは、どうやら向いていないんじゃなかろうかと思っていたので、資格を取って、自由業で独立できて、という方向で考えていました。

– だとすると、何が何でも弁護士だ、という感じではなかったわけですね。

そうですね。法学部に入った後に、「どうせだったら、一番難しい資格を取ってみよう」と考えたのが、この道に入った始まりだったと思います。

弁護士登録3年目での独立


– 弁護士の資格を取ったときに、「こういう弁護士になろう」と意識したことはありますか。

やはり、何かとサービス意識の低い業界だとは聞いていたので(笑) わかりやすさと親しみやすさのある弁護士になろうと思っていました。

– 昔から、周囲の人々に話しかけられやすいタイプのお子さんだったんでしょうか。

「落ち着いてるね」とは言われていました。そんなに自己主張するタイプでもありませんでしたし。

– 最初から、地元の横浜で開業しようとは決めてらっしゃったんですか。

そうですね。地元が近くにあるのに、東京で開業することもないだろうと思っていました。東京の法律事務所には1年間勤めていて、ほとんど何でも任せてもらえる事務所だったので、ほとんど手探り状態で、最初は苦労しました。

その後に大和市(神奈川県)の事務所に勤務して、3年目には独立しました。

– だいぶ早い段階での独立ではありませんか。

せっかく弁護士なんだし、独立しようと。他の弁護士が経営する事務所に勤務し続けることには、魅力を感じませんでした。

– 独立を始めて、経営が軌道に乗るまで、怖さや難しさなどを感じたことはなかったですか。

独立前の半年間は、個人受任である程度の売り上げがありました。これをベースに独立した後の諸経費のシミュレーションをしたところ、生活ができなくなることはないだろうくらいの見通しは立ちましたので、大きな不安はありませんでした。

– 異業種交流会などに参加したり、営業は行いましたか。

いえ、そういった対面での営業はせずに進めていきました。
離婚や男女問題は人に知られたくない心理もあって、まずインターネットで弁護士を検索する人が多く、Webからのお問い合わせを非常に多くいただいております。

ホームページやポータルサイト、地域紙や郵便局の広告など、広告に関してはアナログやデジタルを問わず、一通り試しました。その中から、費用対効果をちゃんと検証できるものに絞って継続しています。

– 依頼者とのコミュニケーションを重視なさっているそうですが、法律相談などの場で、話しやすい雰囲気を作るために、何か心がけていらっしゃることはありますか。

まずは、こちらがしゃべりすぎないように気をつけようとは心がけています。

– ついつい、しゃべりすぎちゃうことがあるわけですか(笑)

そんなことはないんですが(笑) 法律相談では、弁護士の側から法律知識とか手続きのことなどを説明しなければならないという意識が先行しがちなので、「まずは聞く」という態度を心がけています。

– 相談者も、それまでいろんな弁護士さんに相談を持ちかけて、最終的に中間先生に依頼されることもあるわけですね。

そうですね。おかげさまで「わかりやすい」とか「頼りになりそう」とおっしゃってくださる方もいます。一体どこを見て、そうおっしゃってくださるか、自分ではよくわかんないんですけど(笑)

– 弁護士さんですからね。話しやすいだけでは物足りないですよね。

弁護士らしくない弁護士でいようとは思います。いい意味で(笑)

– たしかに、こちらとしてもインタビューしやすい雰囲気が漂ってきて、有り難いです。

法律相談って、怖いイメージがあるようなんですね。「変なこと言ったら、怒られるんじゃないか」とか。そういうことはないので、安心して来ていただきたいです。

「譲れる条件の見極め」で、早期解決へ導く

中間 隼人 弁護士

– 夫婦カウンセラーの資格も取っていらっしゃいますが、離婚問題などの相談が多いので、必要だと思われて取得したわけですか。

そうなのですが、男女問題や離婚問題は、私としても取り組みたかった分野ではあります。

– 男女関係や離婚の問題への取り組みを、誰にも負けないように極めたいというお考えがあったのですか。

法的なアドバイスだけでなく、心理的なカウンセリングの要素も大事だなと思うようになって、この夫婦カウンセラーの資格も取得しました。

特に離婚は、子供が絡むと難しくなります。

– お子さんがいると、離婚したからといって「二度と会わない」「一生顔を合わせない」というふうにもしにくいでしょうからね。

離婚した後も、円満な関係性をしっかりと続けられるようにしなければならないと考えています。

子供との面会交流のことや、学費とか、そういった場面を話し合うときは、どうしても元夫婦の間でコミュニケーションを取らざるをえないからですね。

– 逆に、お子さんがいない夫婦だと、そこまで気を遣わないですか。

正直、お子さんがいない場合の離婚ですと、ドライに終わるケースが多いですね。

– あんまり時間もかからないですか。

そうですが、スピード感は重要ではありません。お互いに気持ちよく再スタートを切るために、相手方にも納得してもらえることを重視しなければならず、ある程度の期間が必要となることもあります。その点は気をつけています。

– 夫婦カウンセラーでもある弁護士ということで、離婚関係の相談に関しては、そのへんの弁護士には負けないという自信もおありでしょうね。

わからないですが、法律相談にカウンセリングの要素も採り入れた上で、依頼人に様々な選択肢を提示することはできると思います。相談が終わった後に「結局どうすればいいの?」という疑問を持たれないように気をつけています。

– 今まで担当した中で、印象に残っている案件はありますか。

離婚調停のご依頼を受けた案件です。結婚10年目ですが、別居が1年続いており、奥さんから依頼を受けました。

その前に、ご自身で離婚調停を申し立てて進めていたそうなのですが、9歳になる息子さんに関する親権や住宅などの条件面で対立し、調停が不成立に終わってしまったとのことでした。

ご依頼を受けて、具体的にお話を伺いまして、おそらく住宅に関する条件で譲歩すれば、話し合いが進むと判断しまして、再び離婚調停を申し立てることにしたんです。

– その点の見立ては、どういった判断に基づくものだったんですか。

奥さんが、結婚時の自宅に住むことにこだわらず、親権と養育費にポイントを絞って主張していくことで、旦那さんからの納得も得られるものと判断しました。

実際に、奥さんが親権者となり、旦那さんから養育費を受け取る条件で、第2回期日をもって離婚が成立しました。

– 第2回で成立するとは早いですね。早期に話し合いを成立させるためには、ポイントを絞り込むことが重要なのでしょうか。

はい、離婚調停では、譲れない条件とそうでない条件に整理したうえで、相手方がどこで折れるか、こだわってくるのか、見通しを立てて、離婚条件を考えることが重要だと思っています。

– 気分転換には、なにをなさいますか。

犬の散歩とか。あるいはジムへ行ったり、ジョギングをしたりすることです。

– 体力づくり、大事ですよね。

自営なんで(笑) 体調には人並みには気をつけています。

事務所の規模は、拡大しすぎないようにしたい

中間 隼人 弁護士

– 担当の案件は、裁判に持ち込まれることも多いですか。

離婚事件に関しては、裁判はあまりやらないです。時間もかかりますし、白黒がハッキリ付いちゃうじゃないですか。

そうなると、どうしても将来に向けてしこりが残ってしまうので、その前に話し合いで、お互いに納得して結論を出せるのであれば、それが最善だと思います。全体を総合して、紛争が解決できれば、それでいいのだと思います。

– 必ずしも、依頼人の利益ばかり推し進めるだけではよくないとお考えですか。

もちろん、依頼人の利益は最大化しなければならないのですが、お互いに「Win-Win」の関係で終われるのが一番いいですよね。

– これからは、どのように活動していかれますか。

昨年の12月に新しい弁護士が加わったのですが、だからといって、あまり拡大しすぎないようにしていきたいです。

– 拡大しすぎないように、とは、どういったお考えからですか。

やはり、自分の目の届く範囲で、スピード感を重視しつつも、ひとりひとり丁寧に対応する態勢をつくっていきたいと思っているからです。

さらには、中小企業の法務にも取り組んでいきたいと考えていますし、早期の独立を考えている弁護士の支援などもしていきたいです。

セミナーを開いてノウハウを教えるということもできるでしょうし、場合によっては、うちの事務所でノキ弁として仕事をしてもらうことも考えています。

– もし、ノキ弁を採用するとしたら、「自分で仕事を取ってこい」というスタンスですか。

ある程度はサポートしますけれども、将来の独立のステップにしてもらえればなと思います。


今や、夫婦の3組に1組が別れる時代である。今や離婚は、最も身近な法律問題のひとつだ。片方が別れを希望し、もう片方が別れを拒むからこそ、裁判所や弁護士の出番となる。

もともとは好き同士で結婚しているのであれば、別れに際しては、後悔や未練などの感情も入り込む。良好な関係だった頃のことを思い出し、割り切れずに悩む人もいる。
中間弁護士は、そのような感情のもつれを解きほぐし、未来への再出航を後押しする、ハマのエキスパートだ。

なかま法律事務所開設

中間 隼人 弁護士
なかま法律事務所

横浜市立桜丘高校 卒業
上智大学法学部 卒業
一橋大学法科大学院 修了
弁護士登録(第一東京弁護士会)
大和市内の法律事務所勤務(神奈川県弁護士会)
なかま法律事務所開設

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