あなたの人生を応援します。船橋の「労働問題」特化型弁護士 / 戸田 哲 弁護士


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JR総武線・京葉線・武蔵野線、東京メトロ東西線など、様々な路線が乗り入れる、交通至便な千葉県の西船橋駅。その駅前で、労働に関する法律問題に特化して弁護士活動を行っていらっしゃる、戸田 哲先生(西船橋法律事務所代表)にお話を伺った。

労働者側と企業側、双方の立場からの依頼を受けるだけでなく、労働審判の審判員にも研修を行うという、その道のプロフェッショナルに、依頼者や案件への向き合い方を

きっかけは、祖母との苦い思い出

– この西船橋で開業なさった理由は何ですか。

電車などでのアクセスがいいところですね。東京メトロ東西線の終着駅で、都内や千葉市方面、埼玉や横浜へもスムーズに行けますし、千葉県の中でも重要な位置にある街のひとつだと思います。

また、私が開業したころは、法律事務所が西船橋にほとんどありませんでした。たいていは裁判所の近くに開業するでしょうが、裁判所は必ずしも依頼者にとってアクセスがいい場所にあるとは限りません。
アクセスのいい西船橋の駅前に事務所を構えることは、法律相談をなさる方にとっても便利だと考えました。

– もともと労働問題に関心がおありだったのでしょうか。

法科大学院時代に、労働法の世界では極めて著名な教授に厳しく指導していただきました。これがきっかけです。

もともと雇用の問題には関心があったのですが、90分の授業のために、丸1日以上かけて準備しないと付いていけないような高度な内容でした。判例の読み方や分析方法も含めて、私の弁護士としての現在の方向性と基礎が定まったような原点のような授業でした。

法科大学院の授業内容は非常に実務的で、とても刺激的でした。学生の頃から、「これを将来活かさない手はない」と思っていましたね。

– その前には、法律実務家の輩出で伝統的に知られる中央大学の法学部を出ていらっしゃいますが、もともと弁護士になろうと思って入学されたわけですか。

そうですね。鳥取の出身なんですが、子供の頃、私を可愛がってくれた祖母がいるんですが、会うたびにパンダのぬいぐるみのおもちゃをくれるんです。

それも、同じようなものを何個も。10体はあったと思いますよ。部屋中パンダだらけです(笑)

– どういうことでしょう。

実はこの頃、田舎に悪いやつが暗躍していまして、高齢者の住む家を訪ねては、高額な布団だのぬいぐるみだのを売り付けていたんですよ。

祖母は人のいい性格のために、騙され続けていまして、それを知らずに私はぬいぐるみをもらい続けて喜んでいたわけです。

ただ、高校生ぐらいのときに事の真相を知りまして、「ひどいやつがいるな」とショックを受けました。これは消費者法などの問題ですが、弁護士のような法律に関わる仕事をしようと考えるようになったのは、その頃からです。

労働者側で思い出に残っている案件

戸田 哲 弁護士

– 今までで、労使ともに法律相談に対応したり、代理人を務めたりしてこられたと思いますが、たとえば労働者側の案件で印象に残っているものはありますか。

かつて、外国人労働者が数十人も一度に「派遣切り」された件がありました。ニュース報道もされて、当時、私は司法修習中だったのですが、弁護団の中に入って起案を書いたり、記者会見に同席させてもらったこともあり、これは私にとって弁護士としての原点といえます。なので、正式に弁護士になった後も、弁護団で活動していました。

派遣切りの問題については当時、高裁レベルで派遣労働者側に有利な判断が出されていたんですが、この裁判の途中、最高裁で判断がひっくり返ってしまったんです。
法的には厳しい情勢になってしまったのですが、弁護団は会社とのネゴシエーションを重ねまして、派遣切りを受けた皆さんにある程度のお金が行き渡るような和解を成立させることができました。

– 法的に不利な状況でも諦めない大切さを、身を持ってお知りになったということでしょうか。

そうですね。労使紛争の解決は理論だけではない。労使の紛争の実情をいかに伝えて交渉するか、という点が非常に重要であることを間近で知る機会になりました。