外資系法律事務所から「町弁」へ転身 あなたの悩みをその場で解決  / 菊川 秀明 弁護士


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東西線直通で都心とのアクセスも抜群の、東葉高速鉄道のターミナル「東葉勝田台駅」から程近くに、地域でも希少で地元住人からも信頼を集める法律事務所がある。

今回は、八千代佐倉総合法律事務所代表 菊川 秀明先生にお話を伺った。「ほとんどの法律相談の悩みは、30分以内に解決する」と爽やかに豪語する、その真意に迫るインタビューとなった。

外資系の企業法務のかたわら、個人の案件も受け持った

– 福島県のご出身なんですね。

福島県の本宮市で、今も実家があるんですが、幼いころに神奈川県へ引っ越しました。これがまた非常に牧歌的なところで、東名高速でいうと秦野中井ICの近くでして、遊んでばかりいました。とにかく、興味のあることしかやらない子どもでした。

– 当時は何に興味がありましたか。

そうですね、社会科が好きでした。世の中のことについて、何かわからないことがあるのが嫌なので、知りたくて突き詰めてしまうんですよ。

– 世の中がどう動いているのか、しくみを知りたかったわけですか。

そうですね、それで気がついたら、今に至るという感じです。

– 法学部を卒業なさってから、いったんは一般企業で就職なさったんですね。

はい、その頃は弁護士を目指そうとは考えていませんで、企業の法務部に所属して、外国企業との契約交渉などを行っていました。

しかし、日本でもロースクール(法科大学院)ができるという話が持ち上がりまして、これからは弁護士資格者が増えていき、法務部員も弁護士でなきゃいけなくなるのではないか、インハウスロイヤー(組織内弁護士)がもっと求められるのではないかと考えまして、弁護士を目指そうと考えました。

– 確かに、法廷以外にも弁護士の活躍の場を広げていく目的で、法曹増員が実施されるのだと言われていましたね。

もうひとつ考えましたのは、弁護士であれば、ひとつの案件に一貫して関われるということです。その点を魅力的に感じまして、思い切って会社を辞めて、この世界に飛び込んだという経緯があります。

– 弁護士になられて、まず外資系の渉外事務所に入られたんですか。

そうです。アメリカの渉外事務所です。私の専門は独占禁止法でして、企業法務も行っていました。

– そうなんですか。こちらは、町弁の事務所ですよね。

そうです。

– なにしろ、菊川先生のご経歴が、町弁の方らしからぬといいますか……(笑)

ただ、渉外事務所にいたころも、刑事弁護人も務めたり、難民認定の法律問題に取り組んだりしていました。

– 当時から企業法務だけでなく、個人向けの案件にも取り組んでいらしたのですね。この国は難民認定がなかなか出づらいと聞きますが、いかがですか。

難民認定はなかなか出ないのですが、似たような制度で特別在留許可というものがありまして、難民とは認めないものの、事実上ほぼ同じような扱いが認められることがあります。